ナチュラリーよろしく!

いつも気取らず自然体で、普段と変わらず飾らないで、本来の自分でいられたらイイナな。当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。

MENU

【雑談力が上がる話し方】から学ぶ、雑談力の鍛え方

当ブログではアフィリエイト広告を利用しています

f:id:tomochi1227:20210705183243j:plain

初対面や親しくない人と何を話したらいいのかわからない。

どうやって声をかけたらいいのかわからない。

コミュニケーション能力がない。

 

そんな悩みを抱えていませんか?

 

沈黙は怖いですよね。

でも、何をどうしたらいいのかわからないのですよね。

いっそのこと、相手の方から話題を振ってくれればイイのに。

って思ってませんか?

 

私は思っています。

 

でもね、こんな自分のままじゃだめだなと思っている自分がいるのです。

いつも輪の中心にいるあの人。

自分よりも後に入社したのに、もう輪に打ち解けているあの人。

その技はどうやって磨かれているんだろう。

 

この本の帯に書いてある

「英会話には何万円もお金をかけるのに、なぜ日頃の会話を磨かない?」

の文字にハッとさせられ、この本を手に取りました。

 

 

<もくじ>

 

話し上手と雑談上手は違う

雑談に必要なのは、会話力ではなくコミュニケーション能力。

いやいや、その「コミュニケーション能力」がないんだってば。

では、そのコミュニケーション能力を身に着けるには、どうすればイイのか。

 

雑談は「挨拶+α」でできている

あいさつは雑談をするための「キッカケ」であって、「あいさつ=雑談」ではない。

職場でのあいさつの後に「あれ、ここの店、改装中になってますね」などのひとネタ振ると雑談が成立する。

 

これを読んで実践してみたところ、相手が話好きだった場合には、その後の雑談が弾みました。

 ただ、プラスαができない相手もいます。

遮断されると言いますか、会話が弾まないとでも言いますか。

その人との関係は、雑談以前の問題なんだろうなぁ。

 

目の前の相手の「見えているところ」をほめる

「ほめ」の内容ではなく「ほめる」という行為に、雑談という意味がある。

ネクタイの柄やシャツの色など、センスや悪趣味でもとにかくほめる(笑)

 

「珍しい柄ですね」

「ユニークでおもしろい模様ですね」

「斬新ですね」

「新鮮ですね」

「○○さんらしいですね」

「流行を取り入れてますね」

ともかく何でもいいからポジティブな感想を言うことが大事 

雑談力が上がる話し方 より。

 

私も相手をほめるように心がけています。

ほめられて嬉しかった経験があるからなのですが、ほめ上手な友達が素敵な人だからです。

ほめ上手な友達と出会って、「私もほめ上手になりたい!」と思うようになりました。

ほめると自分もポジティブな気持ちになるから不思議です。

 

相手の話に「質問」で切り返す

雑談は、自分よりも相手に主導権を握らせるほうが盛り上がる。

相手に興味がある話を自分ができるかわかりませんもんね。

というか、それができたらこんなに悩まないです。

だったら相手に喋らせてしまえばイイ。

 

雑談のベストバランスは、「相手8対自分2」だそうです。

 

たとえば犬の話題が出たとします。

「ウチには犬が1匹いるんですよ」

こう振られたらどうしますか?

「ウチでも最近、犬を飼いはじめましてね」 

という”自分の話”ではなく

「おたくのワンちゃん、種類はなんでしたっけ?」

と、”相手からの答え”を引き出せるように、相手本位のスタンスで話しかけるのです。

自分の話をする場ではないと割り切って、相手の話に質問をつけてひたすら返していく。

これだけで話は確実に盛り上がります。

雑談力が上がる話し方 より。

 

何でもいいから話を聞いて思い浮かんだことを、そのまま返してみる。

相手の話に質問で返していくと、雑談が成立していきます。

そして、気が付いたら自分は聞き上手になっているってわけです。

 

逆に相手から質問される場合もありますよね。

その時は質問の答えだけでなく、

「あなたはどう思いますか?」

と質問をプラスして返すことによって、会話が続きます。

 

雑談にオチはいらない

「オチがないのが雑談」と、齋藤孝さんは言っています。

オチがある話は「トーク術」「話術」といった、高度なテクニックが必要とされる部類になるのです。

 

雑談は、トークではなくコミュニケーション。

 

「話し方」「トーク術」よりも先に「雑談力」です。

雑談というコミュニケーションの地盤がなければ、その高度な技術も身につきません。

 

ココ、間違えている人が多いような気がします。

「上手く話そう」「面白エピソード探さなきゃ」

って考えてしまいますよね。

そんなのは気にしなくても大丈夫なのです。

 

相手の興味のあるもの・好きなものを覚えておく

「この人にはこれが鉄板」というネタを、頭の隅で覚えておく。

そして「これが好きならあれも好きかな?」という感じに、興味がありそうなことを広げてみるのです。

相手が興味ありそうな話題を提供することによって会話がはずみます。

 

それには、自分のアンテナを立てることも重要ですよね。

ニュースやテレビ、雑誌などで話題になりそうなものを探してみてください。

 

【雑談力が上がる話し方】著者:齋藤孝さんについて

f:id:tomochi1227:20210705183252j:plain

1960年静岡県生まれ

東京大学法学部卒業

東京大学大学院教育学研究科学校教育学専攻博士課程等を経て、明治大学文学部教授

専門は教育学、身体論、コミュニケーション論

 

著書に【声に出して読みたい日本語】をはじめ、【1分で大切なことを伝える技術】【地アタマを鍛える知的勉強法】など、本は紹介しきれないほどたくさん出版しているし、テレビにも多数出演なさってます。

 

【雑談力が上がる話し方】のまとめ

雑談する力とは、相手との距離を縮め、場の空気を掴むこと。

ちょっとしたルールや方法を知り実践してみれば、誰にでも身につくもの。

 

とは言っても、いきなり実践するのは難しいですよね。

焦らずに一つずつ階段を上るように、まずは「試してみる」って心構えでいれば、いつの間にかできるようになるのではないかなぁと思います。

 

この本の第5章で、雑談のテクニックを学べるマンガや人物が紹介されています。

特に【課長バカ一代】というマンガは、齋藤孝さんが雑談の教科書として愛読していたらしいので、機会があったら読んでみようと思いました。

 

【雑談力が上がる話し方】のもくじ

はじめに―「沈黙は怖い。でも雑談は苦手」な人が増えている

第1章 トークや会話術とは違う、雑談の5つのルール

第2章 これで気まずくならない!雑談の基本マナー

第3章 すぐにできる、雑談の鍛え方&ネタの仕入れ方

第4章 ビジネスに使える雑談力

第5章 人、マンガ、テレビ。あるゆる達人からテクを学ぼう

第6章 雑談力は雑草力。厳しい時代を「生きる力」そのもの

おわりに―雑談力は、生きることそのもの 

 

全182ページ

 

 

アマゾンの書籍読み放題サービス、Kindle Unlimitedを利用してみませんか?

Kindle Unlimitedなら200万冊以上が読み放題。
初めてご利用の方は30日間の無料体験が可能。
期間終了後は月額980円。
いつでもキャンセルできます。