会社がしんどいと感じる6つの正体と対策
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こんにちは、ともちです。
会社に所属して働き続けることは、常に大きなストレスとの戦いです。
仕事の質や量、人間関係、仕事の失敗や責任など、ストレス源は人それぞれでしょう。
私も仕事の疲れが抜けず、朝が辛かったり夜寝付けなかったりする日々が続いていて、そんなときに出会った本を読んで、心身が少し楽になりました。
自分が何に対してストレスを受けているんだろう?
ストレスを和らげる方法があれば知りたいのに。
と悩んでいたら、読んでみてください。
ストレスの原因と対策を知れば、少しは働きやすくなるかもしれません。
【「会社がしんどい」をなくす本】(奥田弘美)
<もくじ>
会社がしんどいと感じる6つの正体と対策
なぜ会社がしんどいと感じるのか。
6つの正体と対策を紹介します。
1.同調圧力
「同調圧力」とは、職場など集団において、意思決定・合意形成を行う際に、暗黙のうちに多数意見に合わせるように誘導すること。
「スパイト行動」とは、嫌がらせや意地悪、陰口、悪口
今までと違うやり方をしたり意見を言ったことで周りの反感を買い、何らかの圧力を受ける。
こういったことで悩む人が多いのです。
この本では、つかず離れずのスタンスでグループに属さない方が、ストレスが少なくて済むと書いています。
まさにその通りで、私は昼休みに休憩室で過ごすのを辞め、外出するようになってから、少し気持ちが楽になりました。
私自身が悪口や陰口を言われたわけではないのですが、陰口や悪口をしている環境にストレスを感じていたのです。
2.過緊張
過緊張とは、自律神経の交感神経が過剰に緊張した状態。
<過緊張の初期の兆候>
- 家に帰っても仕事や職場のことを考えてしまう。
- 上司や同僚から言われた言葉が、寝る前になっても頭から離れない。
- 明日すべきことが山積みで常に時間に追われ、夢の中でも仕事のことを考えている感じがする。
過緊張がひどくなると不眠になり抑うつ状態になってしまいます。
私は不眠にはなっていないと思いますが、過緊張気味にはなっています。
休みの日も仕事のことを考えてしまい、気が休まらないのです。
ONとOFFの切り替えができていないと自分で感じています。
<過緊張を和らげる5つの対策>
1.睡眠を優先する日を作る。
寝不足だとどんなリラックス法を試しても効果が薄く、自律神経の調整能力が回復しません。
「過緊張になってるな」
と気づいたら、まずはしっかりと眠る日を作ってください。
「今日はしっかり眠るぞ」
と決めたら、仕事は先送りにし、家事も最小限にして、とにかく睡眠を優先しましょう。
2.帰宅したらスマホから離れる。
仕事が忙しかった日は、心身の緊張が高まっています。
そんなときにSNSやゲームをすると、過緊張がひどくなる可能性があります。
SNSに愚痴を書き込んで傷口に塩を刷り込むようなコメントが来るかもしれません。
ゲームも眼精疲労や肩こりを引き起こしたり、興奮状態になって気が休まりません。
3.家事はなるべくサボる。
お惣菜を買ったり外食したり、サボれるところはサボりましょう。
のんびりくつろぎながら音楽を聴いたり雑誌を読んだり、家族や親しい人と会話を楽しむことをお勧めします。
4.緊張感を感じる習い事はキャンセルする。
習い事は、仕事と同じように心身が緊張するものがあります。
なので、過緊張の症状が出ているときは、キャンセルした方が良い場合があります。
逆に、ヨガなどのリラックスできそうな習い事は、いつも通り参加しても問題ないでしょう。
けれど、過緊張の時は、睡眠を第一に考えましょう。
5.休日は、人に会わない、遠出しない。
過緊張がひどく、心身ともに疲れていると感じているなら、気を使うような人とはなるべく会わず、人ごみに行かず遠出も避けて、のんびり自分のペースで過ごすことをお勧めします。
外出するなら近場にして、のんびり気まま楽しむのが良いでしょう。
3.変化ストレス
仕事でもプライベートでも、「変化」がストレス源になっていることを知っている人は多いと思います。
「寒暖差疲労」
1日の中で気温差が5度以上あると自律神経に負担がかかると言われています。
春先や秋口など、1日の中で気温差が大きい季節の変わり目に体調を崩す人が多いです。
寒暖差疲労は、肩こり、腰痛、頭痛、めまい、食欲不振、便秘や下痢といった身体の症状や、イライラ、憂鬱、不眠といったメンタルの症状も引き起こすことがあります。
「嬉しい変化」でもストレスになる
人は何らかの変化にあったとき、緊張したり警戒したりします。
その変化に心身を対応させるため、普段よりも気力や体力を使うからです。
そのため、昇進や結婚といった嬉しい変化も、新しい境遇に慣れるまでは、心身共に張り詰めた状態になっているのです。
子供の卒業や入学、引越し、自身の昇進や異動が重なる「春」は、最も気を付けなければいけない季節です。
環境の変化があったときは、無理をせず意識して過緊張の対策を生活に取り入れましょう。
また、変化に変化を重ねないことも大切です。
4.成果ストレス
「人手が足りない」「仕事の量が多くて終わらない」といった、仕事の質や量にストレスを感じている人が増えてきています。
- 仕事のことが頭から離れなくて寝つきが悪い。
- 寝付いても仕事の夢を見て夜中に何度も起きてしまう。
- 朝になっても疲れが取れず、倦怠感が増している。
- めまい、胃腸の障害(腹痛、胃痛、下痢や便秘、吐き気など)、動悸、頭痛などを感じる。
- 仕事に常に追われている気がして、落ち着かなくてイライラがひどい。
- 仕事に対して抵抗感や嫌悪感がひどくなり、出社が憂鬱でたまらない。
- 集中力が低下していて、ケアレスミスが増えた。
こんな症状が出ている人は、要注意です。
成果ストレスを感じた時の対処法3つ
1.とにかく焦らない。
まじめで自分に厳しい人ほど、会社の要求を真正面から受け止めてしまいます。
会社員人生は長いので、成果が上げられない時期があっても、自分を許してあげましょう。
短期スパンで物事を見ないことが大切です。
会社にきちんと出社し、与えられた仕事をそこそここなせていれば、まずは良しとしましょう。
2.周りの人と自分を比べない。
自分の成果や業績に悩んで落ち込んでしまう人は、周りの人と自分を比べている人が多いようです。
それが成果ストレスの元凶と言っても過言ではありません。
仕事の内容が違ったり、自分の力だけでなく様々な人と協力して成果を出したり、鳥居樋木崎や上司との関係で業績が変わることもあります。
そう考えると、周りの人と自分を比較することには、あまり意味がないことがわかります。
3.仕事を抱え込みすぎていないかチェックする。
- 人に任せてもいい仕事を自分がやっている。
- 契約以外の仕事を引き受けている。
- 部下に任せた仕事も、すべてチェックしないと気が済まない。
- 丁寧にやらなくても良い仕事を、時間をかけてやっている。
こうしたことで残業が増え、過剰労働になっている場合があります。
思い当たる節があるなら、上司や部下と相談して、適切な仕事量になるように調整しましょう。
5.パワハラ、セクハラ
上司がパワハラだと気づかず、相手を傷つけているパターンもあります。
それとは逆に、適切な指導にもかかわらず、「上司にパワハラされた」と訴えるケースもあります。
共通して言えるのは、上司と部下の関係が薄い(コミュニケーション・エラー)ということです。
コミュニケーション・エラーを予防するために活用できる会話のコツ6つ
1.会話を「聴く」→「質問する」→「伝える」の3ステップでとらえる。
2.「聴く」ときはしっかり共感する。
3.「質問する」ことで相手の価値観やニーズを探る。
4.最後にこちらのアドバイスや意見を「伝える」
5.相手への「承認」も忘れずに!
6.できるだけ自分の体調は万全にしておく。
6.リモートワーク
新型コロナウィルスの影響で、出社しなくても仕事ができる「リモートワーク」が普及しました。
これにより、新たなストレスに直面することになりました。
リモートワークの問題は、OFFの場所である自宅が、職場のONの場所に変わってしまったことです。
それにより、心に混乱が生じたり生活リズムに狂いが出てしまったりしているのです。
リモートワークで出社という運動の機会が無くなり、筋肉のコリ、頭痛、イライラ、憂鬱な気分が抜けないなどの症状が出ているようです。
適度な歩行は、血液の循環を良くして心身の疲労をやわらげ、脳を覚醒させて気分をリフレッシュさせる効果も期待できるからです。
さらに出社しないために人と関わることが少なくなり、人間関係ストレスは減っているのですが、上手くいっていたコミュニケーションが薄くなってしまい、それによるデメリットも生じています。
リモートワークのストレスに対処するには
1.「疑似通勤」でONとOFFを分ける。
仕事を始める前に、10~20分程度、散歩する。
仕事が終わった後も同様に散歩する。
2.リアルに近いコミュニケーションの場を設ける。
メールやチャットといった文字だけのコミュニケーションだけでなく、ウェブカメラや電話を使った対話を積極的に取り入れる。
「会社がしんどい」をなくす本の著者、奥田弘美さんてどんな人?
精神科医・産業医・労働衛生コンサルタント。
株式会社朗らかLabo代表取締役。
1992年山口大学医学部卒。
精神科医、産業医として、日本経済を支える働く人の心と身体のケアを日々応援&サポートしている。
「会社がしんどい」をなくす本のまとめ
会社がしんどいと感じる6つの正体。
2.過緊張
3.変化ストレス
4.成果ストレス
5.パワハラ・セクハラ
6.リモートワーク
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