ナチュラリーよろしく!

いつも気取らず自然体で、普段と変わらず飾らないで、本来の自分でいられたらイイナな。当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。

MENU

【ときめきトゥナイト・真壁俊の事情】感想・

当ブログではアフィリエイト広告を利用しています


ときめきトゥナイト 真壁俊の事情 (りぼんマスコットコミックス)

 

こんにちは、マンガ大好きともちです。

 

【ときめきトゥナイト】というマンガをご存じですか?

アラフォー女子のほどんどが、小・中学生の頃に読んだ記憶があると思います。

 

かくいう私も

「初恋の人は真壁君」

と言ってイイくらい【ときめきトゥナイト】に夢中になりました。

 

 

そんな、アラフォー女子のほとんどが読んでいたマンガ【ときめきトゥナイト】のスピンオフが、2013年8月に出版されました。

それが今回ご紹介する【ときめきトゥナイト・真壁俊の事情】です。

 

タイトルを見ればわかると思いますが、このマンガの主人公は、真壁君なのです!

それも、幼少期から蘭世にプロポーズするまでの全8話・全編描き下ろしです。

 

無口でぶっきらぼうな不良少年だった真壁君。

そんな真壁君が主人公のマンガだなんて、それだけでちょっと期待に胸が膨らみませんか?

 

 

 

 

<もくじ>

 

【ときめきトゥナイト】とは

1982年7月号から1994年10月号まで『りぼん』で連載されていました。

また、1982年10月から1983年9月までテレビアニメ化もされました。

作者は池野恋さん。

 

単行本全31巻(本編30巻と完結編『星のゆくえ』)

文庫版全16巻が出版されていて、江藤蘭世(吸血鬼)市橋なるみ(超能力)真壁愛良(魔女)の主人公3人による3部構成になっています。

 

3人の主人公はそれぞれ特殊な能力を持っていて、その能力に振り回されながらも様々な困難に立ち向かっていくストーリーです。

 

【ときめきトゥナイト・真壁俊の事情】とは

【ときめきトゥナイト】の第1部のヒーロー・真壁俊(まかべしゅん)をメインにしたストーリーになっています。

 

無口でぶっきらぼうで不良少年だった真壁君が、あのときどんなことを考えていたのか!?

真壁君ファンにはたまらない、ニヤニヤが止まらない1冊になっています。

 

【ときめきトゥナイト・真壁俊の事情】のあらすじ

無口でぶっきらぼうな不良少年・真壁俊(まかべしゅん)は、実は魔界の王子様でした。

生まれて間もない真壁君と母親・ターナが、人間界に追放されたところから物語は始まります。

 

ターナが目を覚ましたのは、とある修道院。

シスターに

「お名前は?どちらからいらしたの?」

と聞かれ、記憶喪失になっていることがわかりました。

 

シスターから華枝(はなえ)と俊という名前を貰った2人は、のちにシスターと養子縁組をします。

そして華枝は

「わたしも誰かの役に立ちたい」

と、看護学校に通うことになります。

 

こうして2人の人間界での生活が始まったのです。

 

【ときめきトゥナイト・真壁俊の事情】の主な登場人物

 
  • 真壁俊(まかべしゅん)

このマンガの主人公。

母子家庭に育ち、母親を楽にさせたいとプロボクサーを目指す、無口でぶっきらぼうな不良少年。

意地っ張りで照れ屋。

 

母親と共に魔界を追放された魔界の王子。

王子としての能力は、念動力・テレパシー・傷を治すなど、多岐にわたる。

 

  • 江藤蘭世(えとうらんぜ)

このマンガのヒロイン。

人間界で生まれ育った魔界人で、狼女と吸血鬼のハーフ。

嚙みついた相手(生物・非生物問わず)変身ができる「姿を吸い取るタイプの吸血鬼」

 

明朗活発で思い込みが激しく、良くも悪くも他者に感情移入してしまう。

あけぼの中学転校初日に、隣の席になった俊に一目惚れをする。

 

  • 真壁華枝(まかべはなえ)<ターナ>

俊とアロンの母親。

「魔界の王家の双子は不吉である」という言い伝えにより、俊と共に魔界を追放された王妃。

テレポート能力を持つ。

 

人間界では記憶をなくした状態で、修道院の前に倒れているところを保護される。

シスターと養子縁組をして「真壁華枝」となった後、看護師として生計を立てる。

 

穏やかで心優しく芯が強い性格。

俊いわく

「しっかりしてそうでトロいところとか、天然な感じがウケてる」

 

  • 神谷曜子(かみやようこ)

5歳の時に近所に引っ越してきた俊に一目惚れした、蘭世の良きライバル。

暴力団神谷組組長の一人娘。

 

成績優秀だがかなりの鈍感で、何度も魔界関係のトラブルに巻き込まれているが、魔界の存在や、蘭世と俊の正体には気づいていない。

 

  • アロン=ルーク=ウォーレンサー

魔界の王子で俊の双子の弟。

 

ワガママで自己中心的な性格だが、寂しん坊の甘えん坊。

困っている人をほっておけない、義理堅い面も持つ。

 

禁断の書を探しに来た蘭世と出会い一目惚れをする。

俊が双子の兄だと知ると、殺意をあらわにして戦いを挑むものちに和解。

和解した後は、俊と蘭世の良き理解者となり、俊にベッタリ甘えるようになる。

 

魔界の王を継いだあとは王としての自覚が芽生え、魔界復興に貢献するが、ギャグ要素は忘れない愛すべきキャラ。

 

  • ダーク=カルロ

ルーマニアのマフィアのボス。

金髪碧眼で俊に似ている。

魔界の王家を先祖に持つため超能力が使える。

夢の中で出会った蘭世に運命を感じ、何度もプロポーズを繰り返す。

そのため、俊に対しライバル心を持つが、時が経つにつれ友情に変わっていく。

 

俊や蘭世と出会ったことをきっかけに魔界に興味を持つ。

冥王・ゾーンとの戦いで命を落とし、名誉の戦死として魔界の王家の墓に埋葬された。

死後も天上界で俊と蘭世を見守っている。

 

  • 吉岡サリ(よしおかさり)<サリ>

蘭世に俊をあきらめさせるため、アロンの命令で人間界にやってきた魔界に住む夢魔。

サリが書いたシナリオを魔界羊のルルが食べることによりターゲットに夢を見させ、現実の記憶として植え付ける能力を持つ。

 

俊の幼馴染として転校してきたサリは、俊の記憶を操作して付き合っているような雰囲気になる。

 

蘭世の父親・望里(モーリ)の忠告と、曜子が「当時の担任も彼女を知らなかった」と言ったことをきっかけに、蘭世はサリとアロンの計画を知り、事件を解決させる。

 

魔界に帰るときには蘭世と和解し親友になる。

 

【ときめきトゥナイト・真壁俊の事情】の印象に残った話

 

実は運命的な出会いをしていた真壁君と蘭世

中学2年生で蘭世が転校してきたときが2人の出会いだと思っていましたが、実は真壁君が3か月、蘭世がまだシーラのお腹の中にいたときに、産婦人科で出会っていました。

 

その時、真壁君は嬉しそうに「アブーッ」と叫び、シーラのお腹の中で蹴りを繰り出す蘭世(笑)

 

中学生の真壁君はぶっきらぼうだけど、赤ちゃんの時は素直でカワイイなぁて思わずニヤリとしてしまいました。

でもそー言えば、幼少期の頃の真壁君も素直な男の子だったもんね。

 

夢魔サリと真壁君が過ごした山小屋での真相が明らかに

単行本3巻と4巻に収録されている『夢魔サリの話』が、真壁君視点で第6話に描かれています。

本棚から3巻と4巻を引っ張り出して読み比べてニヤニヤしてしまいましたよ。

 

蘭世に真壁君をあきらめさせるため、アロンの命令で人間界にやってきたサリ。

クラスの親睦旅行の日、サリの自転車がパンクしたのをきっかけに、真壁君とサリは山小屋で一晩明かすことになります。

 

山小屋で二人はどう過ごしていたのか

本編では『読者のご想像にお任せします』的な描き方だったけど、その真相が40年経ってやっと明らかになります。

 

本人たちも気づかないうちに、真壁君の中で少しずつ蘭世の存在が大きくなっていったんだなぁって思いました。

 

真壁君のプロポーズの真相が知れて大満足

単行本16巻収録の番外編『クリスマスの贈りもの』の続き、といった感じですかね。

15巻でアロンとフィラの結婚式の後、「いつか・・・」と言った真壁君が、蘭世とチューをする。

もうそれだけで、私なんかは「ウハウハ♪」なんですけど(苦笑)

 

でもその後は過去の番外編が続いたあと、16巻の最後に『クリスマスの贈りもの』17巻の冒頭ではいきなり二人の結婚式。

 

「その間はどうなってたのよ!?」

 

って思っていた読者も多かったハズ。

その間の話が描かれています。

 

感想をググってみると賛否両論あるみたいですが、私としては全然アリでしたね。

むしろ、照れ屋で素直じゃない真壁君らしいお話だと思いました。

 

この物語のキーパーソンはカルロ様なんですけど、カルロ様の執念、恐ろしいですね(褒めてます(笑)

まぁ、カルロ様ならここまでしますよね(笑)

なんてったってカルロ様の蘭世への執着は、真壁君を本気にさせたくらいですからね。

 

【ときめきトゥナイト・真壁俊の事情】の感想・まとめ

  • 作者は池野恋さん
  • 【ときめきトゥナイト】の第1部のヒーロー・真壁俊をメインにしたストーリー
  • 真壁君と蘭世は、運命的な出会いをしていた。
  • 夢魔サリと真壁君が過ごした山小屋での真相が明らかに
  • 真壁君のプロポーズの真相が知れて大満足

 

他にも、アロンと真壁君の恋バナも、本編を引っ張り出して読み返すくらいとても良かったです。

 

【ときめきトゥナイト】は王道の名作ゆえに、「スピンオフはあえて読まない」という人もいると思います。

当時とは絵柄もだいぶ変わっちゃいましたしね。

そーゆーのを気にしない人にはおススメの一冊だと私は思います。

 

 

<関連記事>

 

マンガをお得に読むなら【ebook japan】が便利です。

Yahoo!ショッピングやPayPayを利用している人なら、【ebook japan】がお得に利用できます。

70万冊以上のマンガを取り扱っていて、PayPayポイントを利用すれば、最大で20%還元されます。

 

また、電子書籍なら場所も取らず、所有するのに便利です。

 

モチロン、【ときめきトゥナイト・真壁俊の事情】も買うことができますし、今なら試し読みもできますよ。

 

【ebook japan】でお得に読む。