【SPY×FAMILY】感想・スパイの男、殺し屋の女、超能力少女のホームコメディ
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SPY×FAMILY 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)
2021年11月2日:更新
こんにちは、マンガ大好きともちです。
今日は、遠藤達哉さんの【SPY× FAMILY】を紹介したいと思います。
スパイマンガと聞いて
「難しい言葉とかややこしい設定だったりでわかりにくそうだな」
「シビアな展開で重苦しい話は読みたくないな」
って思ったりしませんか?
アナタが思っているスパイマンガとは、一味も二味も違います。
【SPY×FAMILY】は、気軽に読めるコメディマンガです。
だからと言って内容が薄いというわけではなく、クスッと笑えるギャグが散りばめられた、先の展開が読めないストーリーに夢中になること間違いなしです。
2021年6月に7巻まで発売され、累計発行部数は1250万部!!
『ONE PIECE』や『鬼滅の刃』よりも、1000万部越を達成したのが早いのです。
このマンガの人気の高さがわかると思います。
2021年11月4日には、8巻が発売されます。
そして、待望のアニメ化が決定しました!
<もくじ>
- 【SPY× FAMILY】とは
- 【SPY× FAMILY】のあらすじ
- 【SPY× FAMILY】の主な登場人物
- 【SPY× FAMILY】の魅力
- 【SPY× FAMILY】の感想・まとめ
- マンガをお得に読むなら【ebook japan】が便利です。
【SPY× FAMILY】とは
【SPY×FAMILY】は、『少年ジャンプ+』で2019年3月25日から隔週月曜日更新で連載中のマンガです。
作者は遠藤達哉さん。
遠藤達哉さんにとって3作目の連載作品です。
赤の他人だったスパイの男、殺し屋の女、超能力者の少女が「かりそめの家族」を築き、「家族としての普通の日常」を送るために日々のトラブルと奮闘するホームコメディ。
【SPY× FAMILY】のあらすじ
主人公ロイド・フォージャーは、西国の敏腕スパイ<黄昏>(たそがれ)。
東国と西国の戦争を止めるため諜報活動をしています。
戦争を企てる東国の政治家、ドノバン・デスモンドの計画を突き止めるため、家族を作り子供を名門イーデン校へ入学させるように命じられる。
養子を探して訪れた孤児院で出会った少女アーニャは、他人の心が読める超能力者。
ロイドの心を読んで賢いフリをしたアーニャは、ロイドに引き取られることになったが、実はとても頭が悪かった(笑)
何とか無事に筆記試験に合格したアーニャでしたが、二次審査の三者面談には「必ず両親と3人で出席すること」という決まりが。
妻役の女性を探すことにしたロイドとアーニャは、ヨル・ブライアという女性と出会います。
ヨルは、会社の同僚に恋人がいないことを揶揄されたことと、姉想いの弟の昇進が重なったことで、形式上の恋人役を探していました。
公務員のヨルは、<いばら姫>というコードネームを持つ殺し屋。
心を読む能力でヨルが殺し屋だと知ったアーニャは、好奇心からヨルが母親役になるように仕向けます。
恋人役を探していたヨル、妻役を探していたロイド、好奇心を求めるアーニャの利害が一致した3人は、お互いに正体を隠したまま偽造家族をスタートさせる。
【SPY× FAMILY】の主な登場人物
- ロイド・フォージャー<黄昏>
東国で諜報を行う西国の敏腕スパイ。
百の顔を使い分け、精神科医・ロイド・フォージャーと名乗っている。
元戦災孤児で「子供が泣かない世界」を作るためにスパイになった。
ヨルには
「娘にはどうしてもいい学校に入ってもらいたくて。
それが亡き妻の意志でもあるのです」
と、面接時の母親役を頼む。
- アーニャ・フォージャー<被験体“007”>
他人の心が読める超能力少女。
推定4・5歳だが、ロイドの養子になりたくて6歳と自称する。
ある組織の実験によって偶然生み出されのちに施設を逃亡。
保護対象を求めて転々としていた。
フランキーの情報によると、
「出生に関するものは無し。
年齢も両親も不明。
わかっているのはここ1年ちょいで、4回も里子に出されては戻されている。
施設も2度移ってる」
ロイドを「ちち」ヨルを「はは」と呼ぶ。
好きなものはピーナッツとスパイアニメ『SPYWARS』
- ヨル・フォージャー/ヨル・ブライア(旧姓)<いばら姫>
市役所に努める公務員だが、裏の顔は凄腕の殺し屋<いばら姫>
幼少期に両親を亡くし、幼い弟を養うために殺し屋になった。
店長から指示を受け「売国奴」を暗殺する。
そのため、戦闘力や身体能力がかなり高く、高台から飛び降りたり、暴走した牛を一撃で仕留めたりする。
暗殺の後始末のため掃除は得意だが、それ以外の家事は苦手。
特に料理は壊滅的なため、ロイドが料理を作っている。
- フランキー
タバコ屋を経営しながら、ロイドのために情報収集や書類偽造などをしている。
アーニャからは「モジャモジャ」と呼ばれている。
- ドノバン・デズモンド
ロイドの標的。
国家統一党総裁。東西平和を脅かす危険人物。
東国の政財界に大きな影響力を持つ。
用心深い性格でめったに表舞台に顔を出さないが、息子が通うイーデン校の懇談会には出席する。
【SPY× FAMILY】の魅力
テンポがイイ
シリアスなストーリーの中にチョイチョイ入ってくるギャグが、良いアクセントになっています。
クールでマジメだからこそ、スパイ寄りの思考で普通と少しズレのあるロイド。
天然な殺し屋らしい妄想が炸裂するヨル。
頭があまり良くなくて独特な言葉遣いをするアーニャの言動。
「あはは」と笑ってしまうというよりも、「クスッ」「ププッ」って思わず笑ってしまう感じが、読んでて心地イイです。
アーニャがカワイイ
アーニャは他人の心が読めるので、唯一アーニャだけがロイドとヨルの裏家業を知っています。
裏家業を知っているために、ロイドとヨルの心の声についつい反応してしまうのですが、その反応の仕方がとにかくカワイイ。
まだ子供だから意味をちゃんと理解できないせいで、周りが巻き込まれていく光景は、読んでてとてもオモシロイです。
ほっこり温かいストーリー
それぞれの利害一致のために作られた偽造家族だったけど、話が進むにつれ少しずつ3人の距離が縮まって、お互いを想いあう理想的な家族になっていきます。
この幸せな生活を手放したくないアーニャ。
良い母、良い妻になろうと頑張るヨル。
そのままホントの家族になっちゃえよ!
と読んでて思います。
こうなると最終回が気になりますね。
(え!?気が早いですかね?)
4巻から登場する、愛犬・ボンド。
ボンドが出てきてから家族愛に拍車がかかりますね。
4巻の話は、全編どれも好きです。
【SPY× FAMILY】の感想・まとめ
- 作者は遠藤達哉さん
- 2021年6月に7巻が発売され、累計発行部数が1000万部
- スパイの男、殺し屋の女、超能力者の少女が偽造家族を築くホームコメディ。
- テンポがイイ
- アーニャがカワイイ
- ほっこり温かいストーリー
ストーリーがオモシロイだけでなくコメディ要素も加わっているのが、【SPY×FAMILY】の魅力だと思います。
重そうなのに重くない展開に、笑いもありほっこり温かいエピソードもあり、疲れた身体を癒すのにもってこいのマンガです。