【大正ロマンチカ】感想・時は大正83年、恋愛サスペンスマンガ
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こんにちは、マンガ大好きともちです。
今回紹介するマンガは、小田原みづえ先生の【大正ロマンチカ】です。
タイトルを見ると、
よくある大正ロマンの恋愛マンガかな。
と思うでしょうが、実はサスペンスマンガだったりします。
そして、時代は大正なのですが、時代設定は大正83年。
西暦に直すと1995年。平成7年です。
なので、時代物だともって読み進めていくと
「ん!?時代設定があってないぞ!?」
と思うかもしれませんが、当たり前っちゃ当たり前の話です。
大正83年という時代説明は、第1話の冒頭で説明されますが、そこでしか説明されないので忘れそうになりますが、忘れないことが大事です。
<もくじ>
- 【大正ロマンチカ】とは
- 【大正ロマンチカ】のあらすじ
- 【大正ロマンチカ】の主な登場人物
- 【大正ロマンチカ】3つの魅力
- 【大正ロマンチカ】の感想・まとめ
- マンガをお得に読むなら【ebook japan】が便利です。
【大正ロマンチカ】とは
小田原みづえ先生による【大正ロマンチカ】は全22巻で、番外編が1巻発売されています。
小田原みづえ先生は本作以外にも【初恋ダブルエッジ】【シュルスの魔女】【花はどっちだ?】など数多くの作品を描いているので、ご存じの方も多いと思います。
冒頭にも書きましたが、時代設定は大正時代ですが、大正83年なのでパラレルワールドみたいな感じです。
【大正ロマンチカ】のあらすじ
時は大正83年。贋作家・滝川連(たきがわれん)の一人娘の明(めい)は、父の形見を取り戻すために公爵邸を訪れた。
そんな明を出迎えたのは、金髪碧眼で超美形な異国の公爵様!
明は、形見を譲ってもらう代わりに、公爵がアンティーク貿易の取引で日本にいる間、お嫁さん役をすることに。
最初は契約だけの関係だった二人だが、滝川連の事件を調べるうちに、お互いを想いあうようになり、ついに両想いに!
しかし身分違いの二人の前には立ちはだかる壁が次々と現れる。
そんな中、滝川連と幼いころの明を知る浅井藤間(あざいとうま)という人物が現れ、 公爵へ復讐を宣言する。
藤間の企みを追ううち、やがて事件の真相へと・・・
【大正ロマンチカ】の主な登場人物
- 滝川明(たきがわめい)
贋作家・滝川連の一人娘で、アンティークに詳しい。
父の形見を取り戻すために公爵邸を訪れ、公爵様のお嫁さん役をやることになる。
突発的な行動をするのでヒヤヒヤすることもあるけど、いつも笑顔で人を和ませる愛されキャラ。
- レイ
ランスウォル公爵
世界をまたにかけるアンティーク貿易商。
金発碧眼のプレイボーイだったが、明と出会いプレイボーイを返上、明を溺愛している。
日本語は堪能だけど、漢字が読めない。
- 佐伯総二(さえきそうじ)
レイと常に行動を共にしている修復師。
とても頼りになって、明にとってお兄さん的存在。
ツッコミ担当(笑)
- 葉山(はやま)
「滝川事件」の真相を追っている新聞記者。
敵か味方がわからない状態での登場シーンにより、ヤキモキした読者が大勢いたとかいないとか。
今ではレイよりも人気がある気がする(笑)
オトナの魅力が駄々洩れ。
ちょくちょく明にちょっかいを出すので、レイに嫉妬を向けられる。
- ロイ
レイの従弟。
ワガママ少年だったロイも、話が進むにつれて成長していく。
登場時、問題を起こしてはひと悶着あったけど、それはお兄ちゃんが大好きだったから。
和解してからは、明とレイが抱えている問題を裏から解決していく。
レイとは違ってツンデレ(笑)
- エリーゼ
佛蘭東王国(フランシーヌ)の第3皇女。
明を「子リス」と呼んで溺愛している。
レイの国・大英国が決めたレイのフィアンセだが、明を溺愛するあまりレイと明を取り合う奇妙な三角関係(笑)
ロイのこともフォルムがカワイイと思っている。
足蹴りが得意。
【大正ロマンチカ】3つの魅力
【大正ロマンチカ】の3つの魅力をご紹介します。
- イラストがキレイでカワイイ
- アンティークの知識が得られる
- 魅力的な登場人物
詳しく説明したいと思います。
イラストがキレイでカワイイ
女の人はキレイだしカワイイし美人、男の人はイケメンだし美形。
背景や小物なども丁寧に細かく描かれていて、イラストを見てるだけでも飽きません。
感動的なシーンの美しい描写もモチロンですが、ギャグキャラもとてもカワイイです。
アンティークの知識が得られる。
アンティークという広い分野の中の、細かい部分にまで詳しい説明がされていて、小田原みづえ先生は、相当な勉強をされてこの作品を描かれたんだなぁと思います。
明がアンティークについて説明してくれるので、難しい言葉は一切なく自然に頭に入ってきます。
時代背景が大正なので、異国言葉がわからない明ですが、アンティークに関してだけは異国言葉が達者なのも、とても好感持てる明の特性だと思います。
魅力的な登場人物
主人公の明、公爵様だけでなく、二人を取り巻く人物全員が好感度高いのも、この作品の魅力の一つだと思います。
特に、明の父親・滝川連に関しては、「過去編」によって初めて人物像が深堀されたこともあり、想像してた滝川連と違った!って思いました。
職人気質でマジメな人だと思っていたら、なかなかファンキーな人でした。
だからこそ、「過去編」がとても切なく、この物語のカギを握る浅井藤間の印象も変わることになるのですけどね。
葉山さんのオトナのオトコの魅力。
エリーゼ様の皇女としてのプライドと気高さ。
ワガママ少年だったロイが、たくさんの苦悩を乗り越えて成長していく姿。
禁忌の恋に悩みながらも、相手を見守る心優しい佐伯。
こんな簡単な説明文で良いのかと思うほど、とても魅力的なキャラクター達です。
【大正ロマンチカ】の感想・まとめ
- 全22巻+番外編1巻
- 時代設定は 大正83年
- 作者は小田原みづえ先生
- 贋作家の一人娘・滝川明と金髪碧眼で超美形な異国の公爵様の恋愛マンガ
- と思いきや、実はサスペンスマンガ
- アンティークについてわかりやすく説明されている。
- 魅力的な自分物がたくさん登場する。
カッコイイ男の人にキュンキュンしたい。
先が見えない物語にドキドキしたい。
アンティークが好き。
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